ED（勃起不全）と温灸治療ってなに？

ED（勃起不全）と温灸治療

一口に、EDと言っても根治を願った時には、それなりの苦労が付きまといます。
ED（勃起不全）は器質的なものと心因的なものけれども、複雑に絡み合っているため、根治しにくい病気とされているところです。
EDの治療薬だけでは、勃起力の改善　といった対処療法に過ぎない、と言った声もがあるのではないでしょうか。
勃起不全を根治するためには、この他にも“正常な性欲の維持”や“射精に至る快感”が必要とされているところです。
温灸療法は東洋医学の一つですけれども、中国では4000年以上の歴史を持ち、勃起不全の予防・改善に効果があるとの報告がなされているところです。
ED患者の対象は、40歳前後で軽症から重症の3群から、同数の計36人とされているところです。
いずれも各種漢方薬の服用では、効果がなかったとされる患者です。
勃起不全の治療は、腎兪・命門と関元・中極・紳闕のつぼを2組に分け、20日間毎日交互に1組ずつ温灸し3日休みを挟み、合計3クール温灸を実施したとされているところです。
EDへの効果の判定を、スコアー表によりおこなった結果、短期で根治した例が半数（14/36）近くありました。また改善が見られたケースは全体の9割（31/36）近くにものぼったそうです。
治療に時間がかかる（70日）のが難点ですけれども、根治に至るのであれば、急がば回れ　の言葉のように、重症でお悩みの方は、いちど試してみる価値があるかもしれないです。



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